その1 インターネットの必要十分リスト:達人への第一歩(一般編) 2000.3.18
これほど真剣に図書館司書になりたい人たちが、これほど多くいたのかと驚かされます。
就職相談室という素晴らしいアイディアと掲示板を組み合わせた点が参考になります。
専任職員は、この掲示板を読んで、もっと働いて、もっと勉強しなければなりません。
● TRANSTIC NERVE Unofficial Sight 『cell-flash!』 http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/4746/
閉鎖
無料のホームページを開設するにはメールアドレスが必要です。そこで、まず、無料のメールアドレスを取得しましょう。
インターネット接続を無料で提供するサイトの「freeserve」<http://www.freeserve.ne.jp>は、プロバイダーと契約しなくても、電話代だけを負担すればインターネットに接続できるサービスです。「freeserve」に登録すると、メーラーで使えるメールアドレスも同時に取得できます。以下、その手順です。
1)無料インターネットプロバイダの「freeserve」
http://www.freeserve.ne.jp/ に接続して、
「Signup(入会申込)ボタン」をクリックする。
2)「freeserve新規入会申込フォーム」に接続するので、
「■希望電子メールアドレス」に希望の名前を入れて、
(メールアドレスの「@マーク」の前につけるIDのこと)
「次へ」をクリックする。
3)個人情報入力画面に進んだら、正確に入力して先に進みます。
「freeserveへの申請が終了しました」の画面に表示される
登録受付番号、アカウント名、パスワードを控えておきます。
ブラウザに表示された内容をメールで自分宛に送っておくと安心です。
4)これで申請作業は終了です。
5)申請の翌日か、翌々日に
http://www.freeserve.ne.jp/ に接続して
「(登録確認)」をおこないます。
メモしておいた、登録受付番号、アカウント名、パスワードを入
力します。
6)「登録完了」画面が表示されたら
「● FreeServe設定情報 ●」を控えてください。
「登録完了」画面が表示されないようなら翌日に再度試してみて
ください。
7)使用中のメールソフト(メーラー)の設定をおこないます。
控えておいた、以下の情報で設定を完了してください。
SMTP(送信)サーバ smtp.freeserve.ne.jp
POP(受信)サーバ fb.freeserve.ne.jp
電子メールアドレス
アカウント名
パスワード
メーラーに複数のアドレスが設定できるようになっているはずです。
メーラーのヘルプを参照してください。
8)これで「freeserve」からのメールの受信、送信が可能になったは
ずです。現在使用中のメールアドレスに「freeserve」からメール
を送って試してみてください。
うまくいかないようなら、設定を見直してください。
9)最後に、友人や仕事関係者など、学情メールのアドレスを使って
連絡を取り合っている人たちにメールアドレスの変更の連絡をお
こないます。これで完了です。
10)外部ネットワーク(他プロバイダー・LAN等)から「freeserve」
でメールの送信を行う場合は、一度、で受信作業 (メールチェッ
ク)を行ってから10分以内に送信を行ってください。
まず、サイト紹介の前に、インターネットで情報収集する際のツールとして、2つの支援ソフトをあげておきます。
01)Webページ更新チェック「WWWC」<http://www.nakka.com/wwwc/>は、自分の興味対象のホームページをあらかじめ登録しておくと内容の更新を自動チェックしてくれます。ここに登録して巡回対象にするホームページのリストの質を高めることが情報収集作業の効率化につながるわけです。
02)英単語をクリックすると日本語に翻訳してくれる「瞬訳名人バビロン:Babylon」<http://www.babylon.com/>は、英語サイトを読むときの必需品です。このソフトは2つとも無料で公開されています。
インターネットは「メールに始まり、メールに終わる」といわれています。メーリングリスト(ML)からのメールによって、新しいサイトの存在や、欧米での図書館の動向を知ることができます。以下が、学術情報流通に関して優良な情報が流れるMLです。毎日、かなりな量が届きますが、メールを斜め読みすれば、自分の必要な情報は短時間で得ることができるはずです。蓄積した過去のメールは全文検索できるのでデータベースとしても活用できます。
03)電子媒体、ネットワーク間連のML「PACS-L」<http://info.lib.uh.edu/pacsl.html>
04)電子情報のライセンスについてのML「LIBLICENSE-L」<http://www.library.yale.edu/~llicense/index.shtml>
05)英国の雑誌関連のML「lis-serials」<http://www.mailbase.ac.uk/lists/lis-serials/>
06)米国の雑誌関連のML「serialst」<http://www.uvm.edu/~bmaclenn/serialst.html>
07)雑誌の価格問題 のML「Newsletter on Serials Pricing Issues」<http://www.lib.unc.edu/prices/>ミラーサイト<http://www-mathdoc.ujf-grenoble.fr/NSPI/NSPIe.html>
オンラインDBのSDIサービスと同じ機能を無料で提供するサイトもあります。
08)最も大きな検索サイトである「Northern Light」<http://www.nlsearch.com/>では、キーワード(serials cancellationなど)をあらかじめ登録しておき、ヒットしたホームページのURLをメールで届けてくれるサービスがあります。前回の検索以降に更新された部分のみを検索対象にすることも可能です。
以下の2つのサイトから、特定の図書館関連団体をほとんど探し出せるはずです。
09)図書館関連のもっとも豊富なリンク「AcqWeb」<http://www.library.vanderbilt.edu/law/acqs/acqs.html>
10)雑誌関連のもっとも豊富なリンク「Serials in Cyberspace」<http://www.uvm.edu/~bmaclenn/>
次は、雑誌関連のさいとです。個人的には最も多用します。
11)Elsevier社も加盟する、科学・技術・医学関係の雑誌出版社の協会である「STM」のサイト<http://www.stm-assoc.org/>
12)世界の雑誌購読代理店の協会である「Association of Subscription Agents」のサイト<http://www.subscription-agents.org/>
13)為替レートとその歴史的推移は<http://www.oanda.com/>でみることができます。
14)ARL(Association of Research Libraries)のサイト<http://arl.cni.org/>。ここには、Newsletter、雑誌価格に関する分析結果、図書館統計のデータなどがあります。
15)国際的なコンソーシアムの連合であるICOLC(nternational Coalition of Library Consortia)のサイト<http://www.library.yale.edu/consortia/>。「電子的情報の選択と購入に関する、現段階における展望と望ましい実践のあり方についての声明」などの文書や、加盟コンソーシアムへのリンクもあります。
16)雑誌の出版社の住所や価格などの出版情報を知るには、Ulrich's International Periodicals Directory. の価格情報以外の出版情報を検索できる「PubList」<http://www.publist.com/>と、代理店RoweComの雑誌の販売カタログ<http://www.rowe.com/>があります。
17)米国の大学図書館における雑誌の購読中止計画とその結果のリスト「University of Illinois at Urbana-Champaign Education and Social Science Library--Serials Cancellation Information on the Web.」<http://www.library.uiuc.edu/acq/sercanweb.htm>
図書館システムに関するサイトからは、欧米の図書館システムの動向がわかります。
18)米国の図書館システムガイド「Library Technology Guides:Library Automation Resources」<http://staffweb.library.vanderbilt.edu/Breeding/ltg.html>。ARL 121館が採用している図書館システム<http://staffweb.library.vanderbilt.edu/Breeding/arl-systems.html>をみると、Innopac:33館、Voyager:26館、NOTIS:12館となっています。「Voyager」はLC(Library of Congress)とNLM(National Library of Medicine)も採用している人気システムで、開発元のEndeavor社はElsevier社が2000年4月に買収しています。
いま、一番のおすすめはこの電子雑誌です。
19)電子図書館に関する月刊誌「D-Lib Magazine」<http://www.dlib.org/>。電子図書館に関連して電子雑誌に関する記事も多く、最も重宝する情報源になっています。登録しておくと最新号の案内がメールで届きます。
最後に、電子雑誌とも関連して、これからお世話になる電子商取引関連のサイトをあげておきます。
20)「ICEDIS:International Committee on Electronic Data Interchange for Serials」<http://www.icedis.org/>
21)「EDItEUR」<http://www.editeur.org/>
22)「Indecs:interoperability of data in e-commerce systems」<http://www.indecs.org/index.htm>
23)「Esprit : the EU information technologies programme」<http://www.cordis.lu/esprit/home.html>
1.最初にそろえる5つのソフト | 2.サーチエンジン | 3.質と量の充実したホームページ |
4.情報収集の究極のツールはML | 5.メールマガジン、電子雑誌 | 6.情報発信のために |
Webをみるときには読み込みの早い「ネットスケープ」
印刷のときにフレームにも対応して、プラグインにも素直な「MSエクスプローラー」
●2つの支援ソフト : この2つの業務支援ソフトは、一度使うと手放せなくなります。
自分の興味対象のホームページをあらかじめ登録しておくと内容の更新を自動チェックしてくれる「WWWC」
ここに登録して巡回対象にするホームページのリストこそが、自分にとっての財産です。
もちろんリストの内容は、門外不出、極秘事項、一子相伝です。リストの更新でさらに充実。
http://www.nakka.com/wwwc/ Webページ更新チェック
英単語をクリックすると日本語に翻訳してくれる「Babylon」
http://www.babylon.com/ 瞬訳名人バビロン(英英辞典も追加可能)
●メーラー : メーラーはこれ1つ
複数メールアドレスにも対応し、自宅と職場で同じ受信アーカイブを持てる「Becky!」
職場での受信ログを自宅の「Becky!」に読み込ませることができます。
過去の全メール(個人宛メール、ML)をデーベースとして活用する。
【参考:Accessibility of information on the web. Nature. 400, p.107-9 (1999.7.8)】
●海外系では
収録ページが多い「Northern Light」<http://www.nlsearch.com/>
検索式を登録して、新規分の検索結果をメールで受け取る。
検索精度が抜群によい「Google」<http://www.google.com/>
最近、ディレクトリ検索も同時にできるようになったらしい。
定番の「ALTA VISTA」 <http://www.altavista.digital.com/>
3つともフレーズ検索が簡単。""で検索フレーズをくくる。
●国内系では
とにかく固有名詞やフレーズで全文検索する「goo」<http://goo.ne.jp/>
ホームページができていそうな事柄ならディレクトリ検索の「Yahoo! Japan」<http://www.yahoo.co.jp/>
●メタ検索
「検索デスク-SearchDesk」<http://www.searchdesk.com/>
●一般情報の検索
リクルートの生活情報サイト「ISIZE(イサイズ)」<http://www.isize.com/>
乗り換え情報は「Yahoo!路線情報」<http://transit.yahoo.co.jp/>
電話番号と地図は「NTTタウンページ」<http://itp.ne.jp/>
個人番号案内は:ANGEL LINE tel:0190-104104
地図は「マピオン」<http://www.mapion.co.jp/>
「MapFanWeb」<http://www.mapfan.com/>
「JUSTMAP:ゼンリン住宅地図」<http://justmap.justnet.or.jp/>
「駅前探検倶楽部
駅周辺の地図」<http://ekimae.toshiba.co.jp/ekimap-top/map_link.html>
企業情報は「ComTrack(企業関連情報)」<http://com.navi.ntt.co.jp/>
海外の企業情報は「Hoover's Online」<http://www.hoovers.com/>
行政情報は、省庁ホームページの横断検索のできる「行政情報の総合案内」<http://www.clearing.admix.ne.jp/>
新聞記事は「佐賀新聞」1994年以降フルテキストまで <http://www.saga-s.co.jp/pubt/ShinDB/search.html>
「日本経済新聞4誌記事索引」過去1年分の論題と掲載日まで <http://nikkei.goo.ne.jp/>
有料の「朝日新聞DNA」<http:/http://nikkei.goo.ne.jp//dna.asahi.com:7070/>
大学を探すなら「GAKKOU NET 大学Link」<http://www.gakkou.net/daigaku/index.html>
図書館を探すなら:「TRC日本の図書館」<http://www.trc.co.jp/trc-japa/guide/jplib.htm>
「東工大の日本の図書館」<http://www.libra.titech.ac.jp/libraries_Japan.html>
「上田先生の日本の図書館」<http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/libwww/libwww.html>
「UC Berkeleyの世界の図書館」<http://sunsite.berkeley.edu/Libweb/>
●本の検索
全国の図書館の総合目録である「NACSIS WebCat」<http://webcat.nacsis.ac.jp/>
新刊検索は「TRC 新刊書籍」<http://www.trc.co.jp/trc-japa/search/trc_www.asp>
洋書は「Amazon.com」<http://www.amazon.com/>
●外国雑誌の検索
Ulrichのデータをもとにした「PubList」<http://www.PubList.com/>
電子商取引で有名な雑誌購読代理店「RoweCom」のカタログ<http://www.rowe.com/>
医学生物学関係の雑誌は、出版社の住所と受入状況を参照できる「NLM(米国医学図書館)
LOCATORplus」
<http://wwwils.nlm.nih.gov/>
●図書館関連情報
国大図協のWGの報告書の掲載される「国立大学図書館協議会」<http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/anul/>
図書館情報学関連の雑誌記事DBと英国のMLのリストとそのアーカイブ「BUBL」<http://bubl.ac.uk/>
図書館業務に関連した出版社、関連企業・団体をリスト、ニュース「AcqWeb」
<http://www.library.vanderbilt.edu/law/acqs/acqs.html>
雑誌関連のもっとも豊富なリンク「Serials in Cyberspace」<http://www.uvm.edu:80/~bmaclenn/>
雑誌に関する情報源への「Faxon社のリンク集」<http://www.faxon.com/html/fi_ir.html>
医学文献の検索は「PubMed」<http://www.ncbi.nlm.nih.gov/PubMed/>
日本図書館協会の会員はWeb版図書館雑誌で電子ジャーナルを体験しよう。<http://www.jla.or.jp/tosho/>
申込は「WWW版『図書館雑誌』について」<http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jla/wwwlj.htm>
●MLのリスト
「学術人文系日本語ML案内」<http://orlando.jp.org/VWW/ML/mljpn.html>
「図書館関係ML」日本の図書館関連のMLのリスト<http://www.libra.titech.ac.jp/ML.html>
「MailBase」英国のMLリスト、そのアーカイブ<http://www.mailbase.ac.uk/>
●インターネット関連のML
萩原雅之さんのInternet
Survey Watchingの
インターネットを使った調査「Internet Survey ML」<http://www.surveywatching.com/>
初代検索の鉄人・関裕司さんによる「webhunter:インターネットと情報検索ML」<http://www.shikencho.com/>
●大学図書館関連のML
大学図書館関係者ML「かりん」<http://karin30.flib.fukui-u.ac.jp/howtoml.html>
多摩大学図書館 池田さんの「大学図書館員とレファレンスのML」<http://shallot1.pine.timis.ac.jp/>
大学図書館問題研究会によるML「dtk」
●公共図書館関連のML
東京大学大学院教育学研究科の「plit-ml」<http://plng.p.u-tokyo.ac.jp/text/PLNG/plit.html>
図書館問題研究会の有志によるML「tmk」
●印刷関係のML
publisherとprinterのnetworkについてのML「pp-net」<http://www.asahi-net.or.jp/~hg2k-akt/ppnet.html>
●電子図書館関係のML
電子図書館に関するML「DIGLIB」<http://www.ifla.org/II/lists/diglib.htm>
電子図書館に関する実務的なML「DigLibns」<http://sunsite.berkeley.edu/DigLibns/>
図書館のWeb管理ML「Web4Lib」<http://sunsite.berkeley.edu/Web4Lib/>
電子媒体、ネットワーク間連のML「PACS-L」<http://info.lib.uh.edu/pacsl.html>
図書館で提供するwebベースのサービスに関するML「libsite」<http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/ml/libsite/>
●雑誌関連のML
デジタル情報のライセンスについてのML「LIBLICENSE-L」<http://www.library.yale.edu/~llicense/index.shtml>
英国の雑誌関連のML「lis-serials 」<http://www.mailbase.ac.uk/lists/lis-serials/>
米国の雑誌関連のML「serialst」<http://www.uvm.edu/~bmaclenn/serialst.html>
雑誌の価格問題 のML「Newsletter
on Serials Pricing Issues」<http://www.lib.unc.edu/prices/>
学術情報流通メーリングリスト「serialst-j」<http://www2d.biglobe.ne.jp/~st886ngw/ml.htm>
2000.01までの過去ログ 2000.02からの過去ログ
電子図書館についての月刊誌「D-Lib Magazine」<http://www.dlib.org/>
無料ホームページは「geocities(ジオシティーズ)」<http://www.geocities.co.jp>
無料メーリングリストは「EasyML」<http://www.easyml.com/>