TopPage図書館日記Internetと雑誌リンク集New Link
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神奈川県図書館協会 研修会 (2000.2.18)
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インターネット時代の図書館

−−経営戦略としての電子図書館を考えるための基礎知識−−

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長谷川豊祐 (鶴見大学図書館)

「図書館員のためのインターネット」
http://www2d.biglobe.ne.jp/~st886ngw/
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これは、当日のレジュメをし編成したものです。当日の補足説明として、こちらもご覧下さい。
◆問題意識◆ *
◆1◆図書館の現状についての認識 *
     1-1.経営 *
     1-2.機能 *
     1-3.対策 *
◆2◆電子図書館の背景 *
     2-1.高度情報化社会 *
     2-2.大学図書館における電子図書館的機能の充実・強化 *
     2-3.地域の情報化推進拠点としての公立図書館 *
     2-4.学校教育の情報化 *
◆3◆ハイブリッド図書館に向けて *
     3-1.サービスの高度化 *
     3-2.経営の効率化 *
     3-3.関連業界との共生化 *
     3-4.機能のグローバル化 *
◆4◆電子図書館でのリンク *
     4-1.先進的な機関で提供されている電子図書館*
       4-1-1)千葉大学附属図書館
       4-1-2)筑波大学電子図書館WWWページ
       4-1-3)京都大学電子図書館
       4-1-4)図書館情報大学ディジタル図書館
       4-1-5)東京工業大学電子図書館
       4-1-6)東京大学 情報基盤センター 図書館電子化部門
       4-1-7)九州地区国立大学附属図書館電子化推進連絡会議 地域共同サーバーWG
     4-2.電子化された資料へのリンク:どのような資料が電子化されているのか。*
       4-2-1)電子化資料リンク集(琉球大学作成)
       4-2-2)青空文庫
       4-2-3)電子化された日本語テキスト
       4-2-4)国文学研究資料館
     4-3.電子ジャーナル*
       4-3-1)学術雑誌の編集・出版システム
       4-3-2)学術雑誌の提供システム
       4-3-3)電子ジャーナルのリンク集
       4-3-4)二次資料や参考文献からのリンク
       4-3-5)メールマガジンの提供システム
       4-3-6)プッシュ型の情報検索
       4-3-7)電子雑誌の具体例の画像集 
       4-3-8)図書館雑誌 
     4-4.商用DB*
◆5◆参考文献 *
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問題意識


 
a)電子図書館より以前に、図書館は何がほしいのか。

 人か、資料費か、情報基盤か、そのバランスは。
 能力の高い人材か、司書か、情報技術者か。
 当局の理解か、自立した利用者か。
 新しい図書館の使命か、現状の維持か、現在の使命の確認か。

b)図書館は何を求められているのか?(自治体、自治体職員、地域住民、地域企業、大学、教職員・学生)

c)そのためには何をすればよいのか。電子図書館は一つの解決策になるか。

d)電子図書館とは

 コンピュータ、ネットワークなどの情報技術で業務効率を向上させている。
 電子資料を、館内や、リモートで提供している。
 情報技術で利用者との対応を自動化している。

e)電子資料とは

 1)OPAC、2)外部へのリンク、3)商用DB、4)全文データ(自館作成、商用の契約)

f)どのような電子資料がほしいのか。

 図書館利用者は? 情報基盤の整備状況による。
 図書館としては? 費用対効果の高いもの。固定費用で日本語で用途の広い全文DB。
 個人的には? 新聞、百科事典、電子雑誌、インターネットサービス。
 貴重書や大学紀要の全文は有効か?  ?????

g)どのようにして収集、提供できるのか

 購入費用、変換費用は? 資料費の一定比率を配分する。電子図書館と抱き合わせる。
 固定料金は有望か?共同購入は可能か?交渉は誰が?  ?????
 電子資料の目録情報は誰が? 求める電子資料を識別できない、探せない、たどり着けない。
 Webのフィルタリングは? 制限せず、設置場所をオープンに。
  http://www.iij.ad.jp/
  http://www.japan.websense.com/
  http://www.coara.or.jp/kids/ (ニューコアラ)
  http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1999/Mar/8.html (InfoWeb)


◆1◆図書館の現状についての認識  

1−1.経営  

図書館設置母体の経営状態は悪化し、図書館の資源は枯渇しかけている。

1−2.機能  

社会の求める図書館機能は多様化し、従来の図書館資源では実現できないサービスがある。また、従来の図書館(員)的発想では対応できない場面がある。

1−3.対策  

解決策は、大胆な図書館サービスの再編成と図書館組織の再構築である。

◆2◆電子図書館の背景  

2−1.高度情報化社会  
 
高度情報通信社会推進に向けた基本方針 平成10年11月9日 高度情報通信社会推進本部決定
<http://www.kantei.go.jp/jp/it/981110kihon.html> 
<http://www.kantei.go.jp/jp/it/990422ho-7.html>最新版

1.高度情報通信社会に向けた基本的な考え方 
2.高度情報通信社会の実現に向けた課題と対応 
(1)電子商取引等推進のための環境整備 
(2)公共分野の情報化
(3)情報通信の高度化のための諸制度の見直し 
(4)情報リテラシーの向上、人材育成、教育の情報化 ・・・(以下略)・・・
3.国際的なイニシアティブの発揮 
4.これからの進め方

2−2.大学図書館における電子図書館的機能の充実・強化  
 
大学図書館における電子図書館的機能の充実・強化について(建議)平成8年7月29日 学術審議会
<http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/anul/material/kengi.html>

1.大学図書館における電子図書館的機能の整備の必要性
2.電子図書館的機能の整備の基本的考え方
3.電子図書館的機能の整備の方策
4.電子図書館プロジェクトの推進等

2−3.地域の情報化推進拠点としての公立図書館  
 
図書館の情報化の必要性とその推進方策について−−地域の情報化推進拠点として(報告)
平成10(1998)年10月27日 生涯学習審議会社会教育文化審議会計画部会図書館専門委員会
<http://www.monbu.go.jp/singi/syogai/00000227/>
【図書館雑誌. 92(11) p.1032-1037 (1998.11)に掲載】【『資料5:公共図書館の新しい情報サービスについて(調査結果)/文部省生涯学習局学習情報課 平成10年8月1日現在』は、図書館雑誌. 93(2) p.130-135 (1999.2)に掲載】

1.現状
 (1)資料の電子化の動向
 (2)情報通信技術を利用した新しい図書館サービス
2.今後の課題
 (1)図書館の新しい役割
  @地域の情報拠点としての図書館
  A地域住民の情報活用能力の育成支援
 (2)具体的な推進方策
  @情報通信基盤の整備
  A資料の電子化の利点とその活用
  B司書等の研修及び住民の情報活用能力育成
  C著作権、肖像権等を保護する体制
3.提言
 (1)地域における図書館と情報通信基盤の整備
 (2)地地域電子図書館構想
 (3)司書の研修の充実
 (4)住民の情報活用能力の育成
 (5)図書館サービスの多様化・高度化と負担の在り方
 (6)インターネット接続に係る通信料金等の負担の軽減

薬袋秀樹. 公立図書館における電子情報の導入に関する論議について. 図書館雑誌. 93(6) 1999.6 以下の記事についての交通整理をしている。

2−4.学校教育の情報化  
 
幼稚園、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校及び養護学校の教育課程の基準の改善について(答申)(平成10年7月29日 教育課程審議会)
<http://www.monbu.go.jp/singi/katei/00000216/#1-4>

I 教育課程の基準の改善の方針
 1 教育課程の基準の改善の基本的考え方
 (1)教育課程の基準の改善に当たっての基本的考え方
 (2)教育課程の基準の改善のねらい
 (3)各学校段階・各教科等を通じる主な課題に関する基本的考え方
    (道徳教育)
    (国際化への対応)
    (情報化への対応)
    (環境問題への対応)
    (少子高齢社会への対応等)
    (横断的・総合的な学習、教育課程の基準の大綱化・弾力化)
・・・(以下略)・・・

(情報化への対応)では「2003年度までにすべての学校がインターネットに接続できるよう計画的な整備を行なうのにともなって、小学校、中学校及び高等学校を通じ一貫した系統的な情報教育が行なえるように関係教科等の改善充実を図り、コンピュータや情報通信ネットワーク等を含め情報手段を活用できる基礎的な資質や能力を培う必要があるとしている。

 学校段階ごとには、小学校においては「総合的な学習の時間」をはじめ各教科などの様々な時間でコンピュータ等を適切に活用することを通じて情報化に対応する教育を展開する。中学校においては技術・家庭科の中でコンピュータの基礎的な活用技術の習得など情報に関する基礎的内容を必修とし、高等学校においては、情報手段の活用を図りながら情報を適切に判断・分析するための知識・技能を習得させ、情報社会に主体的に対応する態度を育てることなどを内容とする教科「情報」を新設し必修とすることが適当である」としている。ネットワークからの情報の取り出し方、ネットワークへの情報発信のやり方、ネットワーク上の情報の取り扱い方などを総合的に学んで行く。

◆3◆ハイブリッド図書館に向けて  

 図書館を取り囲む状況と、社会の情報化、ネットワーク化をうまく組み合わせて、様々な場面でのハイブリッド化により、作業効率を高め、社会的な貢献を向上させていく必要がある。雑種(Hybrid)には、しばしば雑種強勢とよばれる現象がおこり、親よりも長生きで成長もはやく、丈夫だという傾向がみられる。今後の図書館サービスは、従来型の図書館と電子図書館とは当分の間は併存していく。

3−1.サービスの高度化  

電子媒体と紙媒体をミックスしたより高度な資料提供サービスを行う。セルフサービスでの電子媒体資料の提供では、受入業務、書架スペース、職員さえも不要になり、サービスは向上する。イニシャルコスト、ランニングコストが必要になる。その経費は、紙媒体の資料費を転換したり、助成金によって捻出する。紙と電子のハイブリッド化。

3−2.経営の効率化  

組織の統合や蔵書構築方針の転換によって図書館サービスの再構築を行う。ドキュメントデリバリーや電子媒体の資料による資料提供に資料費の一部をシフトし、対外的に図書館サービスを活性化する。大学経営や自治体経営にとっての効率も考慮する。しかし、従来のやり方に安住している図書館員が効率化の障害として立ちはだかってくるだろう。文化と経済のハイブリッド化。相互協力による資源の有効利用。コンピュータシステムの共同開発、共同利用。IT革命。

3−3.関連業界との共生化  

関連業界とのマルチソーシング(共同運営)による共生進化を推進する。従来、図書館が行っているテクニカルな業務(発注、受入、目録)などの業務を外注(アウトソーシング)することにより、関連業界は新たなビジネスを獲得でき、図書館は浮いた人員で図書館サービスを拡大できる。図書館は、単純な文献提供から一歩踏み込んで、個人的な研究テーマに沿った文献リストの作成や、学生への授業のための教材作成の援助などの、情報の評価・加工にまで機能を拡大し、設置母体との協力関係を強めるべきである。図書の購入や相互貸借における物流の整備とアウトソース。

3−4.機能のグローバル化  

経済と情報のグローバル化に対応した図書館のポジショニングを明確にする。既存の枠組みにとらわれないグローバルな観点から、情報・出版業界と協力して、情報流通サイクルを円滑し、情報へのアクセスを活発にし、情報の需要と供給を喚起する。図書館も流通サイクルに応分の費用を積極的に負担すべき。

 大学と地域のグローバルな結びつきも活発になっている。(財)大学コンソーシアム京都では「地域社会、産業界、大学の新たな連携を構築し、大学教育、地域社会、産業界の活性化に寄与する」事業を推進しており、図書館に関連する事業として、大学間の単位互換や図書館の一般公開が行われている。

 以上の手段を総動員して、ハイブリッド図書館へと自己改革し、図書館の機能拡大・強化に取り組むことが今後の図書館運営における課題となる。

◆4◆電子図書館の現状  

4−1.電子資料の提供  

1)電子資料の種類

【米国における館種別の資料費比率(1974,84,93,96年度)】
 
資料種別 図書 他の紙媒体 雑誌 手稿 AV資料 AV装置 マイクロ 保存 製本 電子媒体 DB料金 不明  
公共1974-75 
64.8
 
6.8
 
6.4
 
1
 
2.1
   
7
88.1
公共1984-85 
61.63
0.72
9.14
0.02
5.27
0.43
1.43
0.03
1.01
0.13
0.78
19.4
99.99
公共1986-87
72.52
1.11
10.97
0.04
6.8
0.84
1.79
1.35
 
0.3
1.39
2.89
100
公共1993-94 
67.16
1.13
15.15
0.08
7.36
0.4
2.43
0.89
 
1.13
1.76
2.49
99.98
公共1995-96
67.47
1.24
12.55
0.04
8.43
0.54
2.42
0.65
 
2.4
2.07
2.19
100
公共1996-97 
66.63
1.3
11.9
0.07
8.77
0.47
2.05
0.67
 
2.67
2.35
3.12
100
大学1974-75 
47.8
 
28.2
 
3.4
 
2.7
 
6.6
   
15.2
103.9
大学1984-85 
40.54
0.53
40.11
0.13
2.07
0.74
2.03
0.05
4.41
0.16
0.91
8.33
100.01
大学1986-87
40.28
1.02
44.54
0.11
2
1.02
2.13
3.93
 
0.25
1.49
3.23
100
大学1993-94 
31.41
1.59
51.81
0.18
1.55
0.9
2.42
2.59
 
1.85
1.7
3.99
99.99
大学1995-96
31.77
1.44
50.34
0.18
1.56
0.79
2.77
2.47
 
2.83
2.06
3.79
100
大学1996-97 
30.48
1.28
50.98
0.2
1.51
0.81
2.88
2.23
 
3.42
2.17
4.05
100.01
専門1986-87
33.64
4.12
41.31
0.46
2.3
0.96
2.18
2.71
 
1.01
8.11
3.21
100.01
専門1993-94
31
2.67
37.73
0.55
1.64
2.88
2.13
2.35
 
3.04
13.58
2.43
100
専門1995-96
29.68
45.88
20.62
0.19
0.19
0.11
0.28
0.34
 
0.53
1.67
0.41
99.9
専門1996-97
29.9
46.28
20.65
0.13
0.18
0.09
0.26
0.31
 
0.5
1.38
0.32
100
【[Bowker Annual Library and Book Trade Almanac]より作成】

・朝日新聞DNA:2000.1.13現在、114機関、大学が9割、毎月5から10機関の契約

・日外Webは、・・・。

 
米国:大学では90年代までは図書を圧縮し雑誌が拡大している。90年代後半は雑誌を圧縮して電子資料が拡大している。公共も同じ傾向に加え、AV資料が拡大している。

日本:現時点では、電子資料に資料費の5%程度を配分したい。当館の場合、将来的に電子図書館を視野に入れるならば、資料費の配分を変更して、10%程度を電子資料に充当したい。


 
2)電子資料の提供方法

3)電子資料の組織化 4)電子図書館への図書館員としての対応

a.とc.が併存している状況で、何をどう提供するか、どこを狙うか、すべてはバランス感覚。

a.紙:
 紙媒体の資料としての実体に対する価格。
 紙資料の価値と使い方は、自ずと規定される。
 「貸す、借りる」「売る、買う」の行為もはっきりしている。
 
b.研究会への入会:
 会誌と研究会活動に関わる権利に対する価格。
 実体のある会誌のみに目が向くと費用対効果は悪い。
 例えば、「会誌を読むだけなら、図書館でも読むことができ、入会する必要はない」という対応も可能である。
 
c.電子:
 アクセスする権利の購入。
 購入した電子資料をどのように使うか、二次販売(利用)をどう運用するかは、購入者が決める。
 無料のインターネット情報資源へのフィルターソフトの適用など。

提供できる情報量は拡大して、情報に投入される資源も拡大しているが、図書館の予算と職員は減少傾向にあり、a.紙とc.電子が、図書館市場という限られたパイを奪い合っているため、関連業界との共生が必要になる。
 
  


4.電子図書館へのリンク 


 
電子図書館、デジタル図書館、電子資料館などの名称で呼ばれる電子的な図書館が、様々なホームページから提供されています。ページをスクロールして、赤ゴチックのページを詳細に閲覧してみて下さい。

文字化けしたら、「表示」→「文字コードセット」→「日本語(自動選択)」で設定をなおして下さい。



4−1.先進的な機関で提供されている電子図書館 : 電子図書館はどのようにして提供されているのか。

Yahoo!で"電子図書館"を検索:31件 <http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C5%C5%BB%D2%BF%DE%BD%F1%B4%DB>

Yahoo!>各種資料と情報源>図書館>オンライン図書館:15件 <http://www.yahoo.co.jp/Reference/Libraries/On_Line_Libraries/>
 

図書館情報大学 図書館情報学や情報メディアに関する学術的資料、図書館・情報センターなどに関する資料のメタデータを作成して提供
筑波大学 学内で収集・生産された資料や研究成果を電子的な手段によって蓄積して提供
京都大学 貴重書を中心に図書館所蔵資料を電子化し、解説を付けて提供
東京工業大学 テクニカルペーパーなどの電子化、ドキュメントデリバリーシステムを構築
神戸大学 震災関係資料及び経済・経営学関係の貴重書を中心に図書館所蔵資料を電子化して提供
参考:「『震災文庫』のこれまでとこれから −電子図書館を中心に」ARG No.055
<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/055.html#C>
奈良先端科学技術大学院大学 図書・雑誌などの図書館資料を著作権処理を行って電子化し、学内に限定して提供
学術情報センター 学協会の発行する学術雑誌を著作権処理を行って画像データとして電子化し、書誌情報とともに検索できるようにして提供
[出典:山本毅雄「21世紀の本の読み方」(岩波高校生セミナー)1999.4]


4-1-1)千葉大学附属図書館
 <http://www.ll.chiba-u.ac.jp.html>

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。

b.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。



4-1-2)筑波大学電子図書館WWWページ
 <http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/tree/tree.html>

 OPAC検索画面から全文表示までたどり着ける。
  <http://wwwopac.tulips.tsukuba.ac.jp/cgi-bin/limedio/limewwwopac/>

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。

b.「芸術研究」で検索検索結果が、図書、雑誌、論文に分割されて表示。

c.「芸術研究の右側の「本の形の小さい画像」をクリック。ページイメージが表示されはじめます。

d.表示が遅い場合は、ブラウザの「読み込み中止」ボタンをクリックして中止する。

e.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。


4-1-3)京都大学電子図書館
 <http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/minds.html>
    :樋口一葉小説集、貴重資料画像、特殊文庫目録等


4-1-4)図書館情報大学ディジタル図書館
 <http://lib.ulis.ac.jp/>

 メタデータ検索・ディジタル資料閲覧
  <http://lib.ulis.ac.jp:8080/service/top.php3?userName=guest&PASS=guest>

 メタデータ・ブラウザ
  <http://gassan.ulis.ac.jp/DLsystem/>


4-1-5)東京工業大学電子図書館
 <http://tdl.libra.titech.ac.jp/>

 れふぁれんすうぇぶ:インターネット情報資源へのリンク
  <http://www.libra.titech.ac.jp/refweb.html>


4-1-6)東京大学 情報基盤センター 図書館電子化部門
 <http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/dl/>

 インターネット学術情報インデックス(IRI) [学外資源]
  <http://resource.lib.u-tokyo.ac.jp/iri/url_search.cgi>

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。

b.NDC分類で、メタデータをブラウジングすることができます。

c.リンクによって、目的のホームページにジャンプできます。

d.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。

 GACoS:ネットワーク上の学術情報へのゲートウエイ [学内資源]
  <http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/dl/online_gacos/onlineindex.html>


4-1-7)九州地区国立大学附属図書館電子化推進連絡会議 地域共同サーバーWG
 <http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/kyogikai/wos.htm>、資料電子化の効率的な促進体制検討WG 
 


4−2.電子化された資料へのリンク:どのような資料が電子化されているのか。

参考:「電子テキストメーリングリストについて」ARG No.20
    <http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/compass-007.html>

4-2-1)電子化資料リンク集(琉球大学作成)

日本の国立大学等で電子化を進めている資料の一覧
 <http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/erwg/denshika.html>


4-2-2)青空文庫

電子テキスト化された文学作品をインターネットで無料公開する電子図書館
 <http://www.aozora.gr.jp/>

   オンデマンド本「青空文庫へようこそ――インターネット公共図書館の試み」
   「収録ファイルの取り扱い規準」運用開始に向けて


4-2-3)電子化された日本語テキスト

古代から現代まで文学を電子化したテキストのリンク集
 <http://jcmac5.jc.meisei-u.ac.jp/etext-i.htm>
 


4-2-4)国文学研究資料館
 <http://www.nijl.ac.jp/>

 電子資料館<http://www.nijl.ac.jp/DB.html>

 公開データベース:論文目録データベースなど<http://www.nijl.ac.jp/DBgate.html>

 電子資料館の実験システム:「国書総目録」+「古典籍総合目録」の統合目録など
  <http://manyo.nijl.ac.jp/infocenter.html>

 試験公開のデータベース:岩波「日本古典文学大系」本文データベース(ID, PWが必要)
  <http://manyo.nijl.ac.jp/infocenter.html>
 


4−3.電子ジャーナル

4-3-1)学術雑誌の編集・出版システム

科学技術振興事業団の「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)
 <http://www.jstage.jst.go.jp/ja/>

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。
 デモ画面が表示されます。

b.全文を表示してみて下さい。

c.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。

NACSISオンラインジャーナルプロジェクト学術雑誌を電子的に編集・制作するシステムの開発と,それらをオンラインで出版するためのシステムの開発と運用を行うプロジェクト。
 <http://www.nacsis.ac.jp/olj/>

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。
 「オンラインジャーナルプロジェクト」が表示されます。

b.プロジェクトの概要ををながめてみて下さい。

c.前の画面に戻るにはブラウザの「戻る」ボタンを使う。

d.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。


4-3-2)学術雑誌の提供システム

学術情報センター電子図書館サービス (NACSIS-ELS):学協会の発行する学術雑誌のページをそのまま画像データとして蓄積し,書誌情報とともに検索できるようにした情報サービス。
 <http://www.nacsis.ac.jp/els/els-j.html>

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。
 「学術情報センター電子図書館サービス (NACSIS-ELS)」が表示される。

b.「概要」をクリック。「NACSIS-ELS」の説明が表示される。

c.概要の「検索」、「表示」により画面の例を見ることができる。

d.前の画面に戻るにはブラウザの「戻る」ボタンを使う。

e.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。
 

研究成果流通システム(研究紀要):大学等が刊行している研究紀要をSGMLと画像により電子化し、ネットワークを 通じて効率的な流通を実現するための研究プロジェクトの実験システム。
 <http://websearch.rd.nacsis.ac.jp/rb/viewdoc/>

a.同様に試してみて下さい。接続が遅くて、うまくつながらないときは、ブラウザの「読み込み中止」ボタンで中止して下さい。


4-3-3)電子ジャーナルのリンク集

オンライン雑誌 日本のオンライン学術雑誌のリスト
 <http://www.kumagaku.ac.jp/teacher/~masden/online.html>


4-3-4)二次資料や参考文献からのリンク

PubMed <http://www.ncbi.nlm.nih.gov/PubMed/> 無料で公開されている、医学関連の文献DB。

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。
 PubMedの検索画面が出る。

b.検索語に「journal of biochemistry」を入力して「search」をクリック。
 論文のリストが表示される。
  
c.検索結果の論文を一つクリック。
 抄録付きのデータが表示される。

d.雑誌名の上の、Links:「JB-online」をクリック。
 日本生化学会の論文公開のページが表示される。

e.無料公開されている全文をゲット。

f.ウインドウを閉じる。最初のウインドウに戻る。

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参考:税金で作成されたDBについて
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岡部一明. アメリカの医学データベース「メドライン」の無料公開.
ずぼん. No.5, p.64-75 (1998)
 アメリカで進む政府データベースの無料公開の一つの例としてMedlineを
紹介している.患者がMedlineにより家族や自分の病気の治療法を調べた上
で,医師と治療の相談をすることは日常的なことのようである.
著者の息子さんの心臓病の治療法を調べて,最適な治療に成功している.

インターネット市民革命 : 情報化社会・アメリカ編
岡部一明著. - 東京 : 御茶の水書房 , 1996.5, 366p

国会会議録検索システム
<http://kokkai.ndl.go.jp/> 国会会議録のフルテキスト検索・閲覧
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4-3-5)メールマガジンの提供システム

「Pubzine」<http://www.pubzine.com/>

「まぐまぐ」<http://www.mag2.com/>

a.「まぐまぐ」をブラウジング。<http://www.mag2.com/j/15/06/0002.htm> 
 上のリンクにマウスをあわせて、右クリック、メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。
 教育全般に関するリストが表示される。

b.下に向かってみていくと、「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」がある。<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/>
 これは、インターネット上の情報源についてのレポートを掲載した電子メールで配信される雑誌。


4-3-6)プッシュ型の情報検索

Northern Light <http://www.nlsearch.com/>

検索式を登録しておくと、その結果を定期的に電子メールで送ってくれる。文献やレポートの取り寄せには有料で対応してくれる。
こんな感じ。
 
 "Crossref" has new results:
 http://www.northernlight.com/arun?sacl=vs553vYdmbaw3&sastdt=200002051204
 a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック。メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。



4-3-7)電子雑誌の具体例の画像集 

<http://members.xoom.com/toyohiro1/hsp991015/hsp991015pt2.htm>

 Elsevier SD21、Springer LINK、HighWire、MedLineからのリンク、DOIなどの表示画面の画像集。



4-3-8)図書館雑誌 

日本図書館協会の雑誌「図書館雑誌」は購読機関、購読者にWWW版を提供しています。ID、パスワードを申請して取得。
電子雑誌の例としてはこれが最も簡単。<http://www.jla.or.jp/tosho/>
 
申込は「WWW版『図書館雑誌』について」<http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jla/wwwlj.htm>を参照して、電子メールで。


4−4.商用DB 朝日新聞社の協力により、2/18のみ複数ユーザーのアクセスが可能です。

Digital News Archives (DNA) ●朝日新聞社の記事検索サービス。●1984.08以降の260万件の記事。●学内からに限定。

a.上のリンクにマウスをあわせて、右クリック。メニューが出たら、「新しいウィンドウで開く」をクリック。

 自分の興味などで検索してみて下さい。「利用規定」「著作権について」「使い方」も確認下さい。

b.検索を終わるときには、「検索画面」に戻って、「終了画面」から「検索終了」ボタンをクリックして下さい。

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◆5◆参考文献  

1)全般

2)アウトソーシング 3)本の提供 4)知識の提供 5)情報公開 6)大学改革 7)電子図書館 8)メタデータ
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