情報活用のためのホームページ作成 [開始:2001.12.25,更新:2003.10.17] 戻る

長谷川豊祐 「図書館員のためのインターネット」編集管理人
過去ファイル Ver.20021019
●ホームページの作成   参考:入門講座:自分のホームページを無料で持とう 
1) 「ネットスケープ」を立ち上げ、このページ<http://www2d.biglobe.ne.jp/~st886ngw/HomePage/>を開く。
 

     ・ネットスケープがインスツールされていない場合は
      雑誌「インターネットマガジン」などの付録CD-ROMからインスツールする。
 
     ・雑誌を入手できない場合は http://www.netscape.co.jp からダウンロードしてください。
     ・Netscape Browser Archive (SillyDog701) から Netscape Communicator 4.75 をダウンロードしてください。
 

 
2) 講習の雛型である初期ページを開く。今回は「所属機関のWebページの概要について」とした。
 
     ・事前に、講習用のWebページの雛型と、各自のWebページの場所は準備した。
     ・以下の手順で、この初期ページを完成させて、インターネット上に公開する。
  
3) ファイル(F)→ページを編集(E)で、初期ページを「Netscape Composer(コンポーザ)」で開き、
  ゴチック部分の氏名などを、各自で書き込む。

     ・「コンポーザ」はWebページを作成・編集する無料のアプリケーション。

4) 各自のパソコンに保存する。ファイル名は、半角の英数字で、正確に 20021102.html とする。
 
     ・このファイルが各自のWebページとなる。
  
5) Yahoo!ジオシティーズのファイルマネージャを開き、市民IDとパスワードを入力し、送信すると、
  ファイルマネージャ「カレッジライフ/4138 knsh011」(下線部分は個人で異なる)が開く。

     ・市民IDは、以下の「●各自のWebページへのリンク」による。
     ・パスワードは、メールにて連絡する。 
     ・ファイルマネージャは、各自のパソコンからWebサーバにファイルを転送する仕組み。

6) ページ下部の「EZファイルアップロード」の「参照」ボタンから、
  各自のパソコンに保存したファイルを指定して「アップロード」する。

     ・インターネット上のWebサーバに、各自のWebページが公開される。
 
7) 以下の「●各自のWebページへのリンク」からできあがりを確認する。
 
     ・「ページがみつかりません」が表示される場合は、ファイル名を確認して、アップロードを再度行う。
 
8) 各自のWebページの編集を繰り返して、完成度を高める。

     ・コンポーザのアイコンから、リンクの挿入、画像の挿入、横罫線の挿入、表の挿入ができる。
      


●ホームページの開設状況 
共同研究『Webページの検索』 
 
大学図書館OPACの動向 (上田修一氏による1997-2002経年変化)
   2002年3月15日現在 国立:97(98.0%)、公立:44(59.5%)、私立:274(55.1%)、合計:415(61.9%)
 
公共図書館Webサイトのサービス (日本図書館協会による1997-2002経年変化)
2000年4月 都道府県立 市区立 町村立 市区町村立
自治体数
47
694
2,558
3,252
設置自治体数
47(100%)
675(97%)
951(37%)
1,626(50%)
2002.10 
設置自治体のOPAC公開
40(85%)
512(31%)
 自治体数、設置自治体数:日本図書館協会→日本の図書館統計2000 より
 (文部科学省各種統計情報→社会教育→図書館:分館数も含めた図書館数のみ)
 
2001年度公立図書館における電子図書館のサービスと課題に関する実態調査報告書概要 
    2002年3月 全国公共図書館協議会 

●目的
簡単なWebページをつくって、図書館サービスへのインターネットの活用について考えてみる。

1) ホームページを作ってみることでインターネットを道具として使いこなす

    ・パソコン操作とネットワークの基礎知識は最低条件
    ・ホームページのテーマは自分のなかにあるものとする
    ・まず、パソコンを買ってインターネットに接続する

2) 情報リテラシーは情報活用能力よりも日本語能力とコミュニケーション能力

    ・文書の作成と管理をパソコン上でシステム化する
    ・給料には自己研修への投資も含まれることを認識する
    ・まず、人に伝えてみる

3) 手段を目的化しないためにミッションをはっきりさせる

    ・設置母胎の経営・管理の仕組みに習熟する
    ・ユーザーの視点で常に自己点検を行う
    ・何故を3回問い直す

4) インターネットでは普通の常識で行動し、判断する

    ・全てにおいて普通より垣根が低くなるので主体性を持って行動する
    ・個人レベルでかなりのことができるので創造的に行動する
    ・インターネットの持つ「共愉」の思想を愉しむ


●パソコンの基本操作 
 文字の選択と右クリック:「SHIFT + →」
 コピーと張り付け(ペースト):「CTRL + C」「CTRL + V」
 操作する前の状態に戻す:「CTRL + Z」
 複数ウインドウでの作業:タスクバーでの切り替え 
 エクスプローラの操作:ディスク、フォルダー、ファイル、拡張子(html、txt、doc、xls、exe)

●参考資料
1)支倉槇人;木村伶. Yahoo! Japan公式ガイド 2001. ソフトバンクパブリッシング, 2001.4.5
2)関裕司. インターネット最強の検索術. リブロス, 2000.12 掲載URL集 
     インターネットと情報検索/きになるWEB サーチエンジンの比較研究と最新事情 
     情報検索講座  
     検索エンジンを使いこなす 初級★☆☆ キーワード厳選がコツ(2002.10.19)
      [asahi.com : Be on Saturday マニュアル不要]
3)Google の秘密 - PageRank 徹底解説  
4)野口悠紀雄. ホームページにオフィスを作る. 光文社新書, 2001 <http://www.noguchi.co.jp/books/>
ホームページは情報発信の手段だけではない。 
むしろ、“自分で使うため”に作ることを考えたほうがいい。 
常時接続が当たり前になりつつある現在、自分の知的生産の道具として、共同作業の中心として使いこなすことで、仕事のやり方に革命が起こるのだ。 
「野口悠紀雄オンライン」を作成・運営する「ノグラボ」の試行錯誤を通して著者がつかんだノウハウを初めて公開する。 
第1章 ホームページを作ってみよう(ホームページの自作で大きな可能性が開ける;ホームページの自作はさほど難しくない ほか) 
第2章 ホームページの活用でこんなことができる(自分で使うホームページ;存在を知ってもらう ほか) 
第3章 「ノグラボ」と「野口悠紀雄Online」(「ノグラボ」の誕生と成長;インターネットの水先案内 ほか) 
第4章 IT時代の可能性と問題点(ブロードバンド時代の可能性;ITについての誤解 ほか) 
参考になるサイト 
 とほほのWWW入門 HTMLリファレンス、CGI、JavaScriptリファレンスなど 
 にほんごCGIインデックス  
 Webデザイン素材店anyway  
 Kent Web 掲示板、カウンターなどのCGIを公開 
  自宅マシンWWWサーバ化計画  
 訪問者に優しいWebサイト作り   
 タダものではない! 無料サービスへのリンク集 
 Photo Highway 画像の無料保存サイト100MBまで 
5)永田治樹. サービス戦略としての図書館ポータル. 情報の科学と技術. 51(9) p.448-454 (2001)
6)ポトラック,デビッド・S; ピアース,テリー共著; 坂和敏訳. クリック&モルタル. 翔泳社, 2000.11.
7)呑海沙織. 英国における学術情報資源提供システム. 情報の科学と技術. 51(9) p.484-494 (2001)
8)特集:公共図書館のニューウェイブ. 情報の科学と技術. 51(7) p.360-390 (2001)
9)公共図書館Webサイトのサービス(レファレンスサービスなど)
10)NICHIGAI/WEBサービス導入法人・機関名一覧(一部)