大学職員向け主題ガイド(2018年7月20日 FMICS「急がば学べ」 発表資料)
  長谷川豊祐 
hasegawa@toyohiro.org 当日グループワークの結果

 
大学職員が業務の高度化・改善・効率化を行う際に参考とすべき資料やサイトを紹介 2019年5月12日更新
 

高等教育統計データ集(広島大学高等教育研究開発センター) https://rihe.hiroshima-u.ac.jp/center-data/statistics/
 総合データ編:A.入学・在学・卒業者数,B.高等教育機関,C.経済・社会と高等教育,D.各種指標・推計
教育に関する統計(NDLリサーチナビ) https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102103.php
市町村数の変遷と明治・昭和の大合併の特徴(総務省) http://www.soumu.go.jp/gapei/gapei2.html
わが国における大学職員の仕事と職場環境(高等教育研究叢書 2017) http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/4/42948/20170511144127626297/RIHE136.pdf
 第4章  新規高度課題における知識調達と蓄積
 

雑誌論文の探索と入手  http://toyohiro.org/opac+/opacplus.html
CiNii(サイニィ),GoogleScholar(グーグルスカラー),J-STAGE(ジェイステージ),JAIRO(ジャイロ)などの検索サイトから,検索語を一度だけ入力して,雑誌や大学紀要に掲載された論文を検索する。
自分の持っている雑誌論文のタイトルや図書のタイトルを検索語にすれば,全文を入手し,新たな検索語を発見し,検索の範囲も広げることができる。
例えば「学修支援活動に携わる学生スタッフの変容プロセスに関する探索的研究」という論文を起点に,「学生 変容」で検索すると,以下の結果を得られる。
http://toyohiro.org/opac+/opacplus.html?WORD=%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%80%80%E5%A4%89%E5%AE%B9&TARGET=0 
 

事典では,大学に関する用語・事項・団体名の概要を知ることができる
・『大学事典』(平凡社 2018)
  テーマ編48項目は4つに分類,
   1)大学が直面する課題,
   2)大学と社会の関係,
   3)大学の組織と機能,
   4)世界の大学の歴史と現状
  項目編は,用語・固有名詞1,000項目と,
  国内の大学(4年制大学を網羅)と世界の主要大学の1,000項目を収録。
  索引は12,000項目,執筆者202名による書下ろし。
   
図書では,特定の大きなテーマの全体を知ることができる。
・牟田博光『変わる大学と社会』(放送大学 1999)
・舘昭;岩永雅也『岐路に立つ大学』(放送大学 2004)
・高等教育研究会編集. 大学審議会全28答申・報告集:大学審議会14年間の活動の軌跡と大学改革.
  ぎょうせい, 2002, 489p.
  旧大学審議会答申,答申を受けての改革状況,審議経過等を掲載し,答申の全体を俯瞰できる資料集
・学制百年史 
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317552.htm
  学制百年史資料編 
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317930.htm
・学制百二十年史 
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318221.htm
・文部科学白書(H13-)
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/monbu.htm
・教育白書(S28-H12以降「文部科学白書」)
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/kyouiku.htm
  
雑誌では,最近のトピックを知ることができる。
・『Between』(進研アド, -1999-, 所蔵数不明, オープンアクセス
http://between.shinken-ad.co.jp/between/ )
・『大学・短期大学・専修学校のためのリクルートカレッジマネジメント』(リクルート, 1983-, 所蔵96館)
・『CHIeru.WebMagazine:学校現場のICT活性化マガジン』
http://www.chieru-magazine.net/
・『大学と教育』(東海高等教育研究所, 1991-2009, 所蔵46館) 
  執筆:今日からはじめる現職者教育(no.34 2003)
  
http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/projects/tokaiken/paper/separate/34/34-07.pdf
・『IDE:現代の高等教育』(民主教育協会, 1961-, 所蔵386館)
・『大学創造』(高等教育研究会, 1994-2016, 所蔵27館)
・『大学創造. 別冊, 大学職員ジャーナル』(高等教育研究会, 1996-2016, 所蔵9館)  
 
インターネットには,様々な調査資料がある。 
・ALPSブックレットシリーズ 2:新しい専門的大学職員に求められる教育・学修支援の専門職性とその養成
    
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/104353/booklet_vol2.pdf
・「私立大学等改革総合支援事業」にみる私学助成の現状
    
http://www.chieru-magazine.net/magazine/entry-15558.html
    平成27年度私立大学等教育研究活性化設備整備事業ではアクティブラーニングでの採択が多い 
  
教育に関する基本的な調査も公開されている。
・学校基本調査 
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm
・社会教育調査 
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa02/shakai/index.htm
・学術情報基盤実態調査(旧大学図書館実態調査)
  
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/jouhoukiban/1266792.htm
・大学ポートレート【教育情報の公開】 
http://top.univ-info.niad.ac.jp/ 
  
高等教育を研究している団体もあり,Webサイトで情報を発信している。
・団体名・(FMICS)  http://www.fmics.org/  『BIG EGG』(月刊)
・大学行政管理学会
https://juam.jp 『大学行政管理学会誌』(年刊, 1997-, 所蔵182館)
・日本高等教育学会
http://www.gakkai.ne.jp/jaher/ 『高等教育研究』(年刊, 1998-, 所蔵46館)
・大学教育学会
http://daigakukyoiku-gakkai.org/ 『大学教育学会誌』(年2回刊, 1980-, 所蔵169館)
・『RIHE:高等教育研究叢書』(広島大学大学教育研究センター, 1990-, 所蔵68館, オープンアクセス
   
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/journal/RIHE/ 
 
個人のblogからも有用な情報が入手できる。
・大学職員の書き散らかしBLOG
http://kakichirashi.hatenadiary.jp/ 
・大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ
https://www.daigaku23.com/ 
・大学職員のそこが知りたい  
https://shokuinblog.com/edu/politics/829/ 
・大学職員2.0
https://setapapa.net/20160223/ 
・大学の片隅で事務職員がさけぶ
http://dai-staff.hatenablog.com/entry/2016/01/12/225924 -2016/03/29  

以下のような資料・内容が発信されている。
・大学職員の書き散らかしBLOG 2018-02-05
    平成29年度私立大学等改革総合支援事業(タイプ5)の採択結果から考える採択・不採択の分かれ目
     
http://kakichirashi.hatenadiary.jp/entry/2018/02/05/213817
    学校基本調査の各種データをグラフ化
http://gakkodataview.web.fc2.com/index.html
・大学における新しい専門職に関する研究 関連サイト
 
https://sites.google.com/view/thirdspace/%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88
・受験ネット 経営難の私大112法人 大学名を読売新聞は公表? 2017/12/31
 
http://xn--uor874n.net/nyushi-keiei112daigaku-2989
  
監督官庁など関係機関からは政策に関わる情報などが提供される。
・内閣府 > 経済財政諮問会議(議長 内閣総理大臣) > 重点課題 > 教育再生
    
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/important/kyouiku.html
・文部科学省 > 中央教育審議会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/index.htm
 > 大学分科会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/index.htm
・日本私立学校振興・共済事業団 私学振興事業本部
http://www.shigaku.go.jp/s_home.htm
    「私立大学等経常費補助金 学校別交付額一覧」など
http://www.shigaku.go.jp/s_hojo_h28.htm
・日本私立大学連盟 http://www.shidairen.or.jp/
    『大学時報』(2009年からオープンアクセス https://daigakujihou.shidairen.or.jp/ )
    5月号は特集:大学図書館「最新事情」
      共立女子大学,近畿大学,京都女子大学,立命館大学,常磐大学,千葉大学
    資料・報告書(加盟大学財務状況の推移(平成9年度〜平成28年度)など)も充実
・日本私立大学協会
https://www.shidaikyo.or.jp/
    「教育学術新聞」のコラム「アルカディア学報」の公開
      
https://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/ や,
    研究成果の公開
https://www.shidaikyo.or.・/riihe/book/
    「科学研究費補助金 学校別交付額一覧」
・公益社団法人私立大学情報教育協会(私情協)
http://www.juce.jp/gaiyo/index.html
     『大学教育と情報』   

以下のような資料・内容が発信されている。 
経済財政諮問会議の教育再生の資料
・人口減少下での質の高い教育政策の推進に向けて
    
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2018/0424/shiryo_03-1.pdf
    
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2018/0424/shiryo_03-2.pdf
・教育分野における経済財政一体改革の取組について
    
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2018/0424/shiryo_04.pdf (p.9)
    大学改革に向けた資金配分:国立大学法人運営費交付金等,
         私学助成(「私立大学等改革総合支援事業」を展開することにより,
         改革意欲のある私立大学等の教育の質的転換に係る取組を促してきたところ
         →私立大学全体の質保証に向け,調査研究を踏まえ,
           教育の質に係る客観的指標をH31から本格実施(H30に先行導入),
           私大の公立化 
・平成30年6月15日「経済財政運営と改革の基本方針2018
     〜少子高齢化の克服による持続的な成長経路の実現〜」(骨太方針)
    
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2018/2018_basicpolicies_ja.pdf
・中央教育審議会の資料:高等教育の将来構想に関する基礎データ平成29年4月11日  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/04/13/1384455_02_1.pdf     

人口と学校数の推移などのデータ,進学者数の推移,私立大学における入学定員充足率の推移がある。
・参考資料1 高等教育の将来構想に関する参考資料1/3 平成29年7月3日 
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/07/05/1387687_12.pdf
・参考資料 高等教育の将来構想に関する参考資料2/2
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/10/27/1397784_15_1.pdf ・参考資料 高等教育の将来構想に関する参考資料 平成30年3月27日 49p.  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2018/03/30/1403109_13.pdf
・(資料3-6)18歳人口と高等教育機関への進学率等の推移 
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/069/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2016/06/08/1371868_7.pdf     
   18歳人口は、平成21〜32年頃までほぼ横ばいで推移するが,
   33年頃から再び減少することが予測されている。