図書館が所蔵している資料を検索するOPAC
雑誌記事索引やフルテキストなどのDB
インターネット上の情報資源
図書館の施設・設備によって快適な学習空間が演出される。
図書館員によって学習支援サービス、研究支援サービス、レファレンスサービス、ガイダンスなどが提供される。
大学図書館の動向:私立大学における経営問題を中心に(MS-Word 200k) 国立国会図書館4級研修 平成12年10月16日
雑誌価格の高騰と電子ジャーナルへの対応は大きな課題である。
学術電子ジャーナルの普及と展開 国立国会図書館7級研修 平成13年9月20日
1.学生一人当たりの年間貸出冊数の経年変化
・貸出冊数と一人当たりの貸出冊数は減少傾向にある。
・増加傾向の学科もあるが、5年間で1割の減少となっている。
・貸出冊数と館内利用は比例するので、館内資料利用も減少傾向にあると推測される。
・入館者数も減少傾向にある。
・これらは、カウンター担当者の印象とも一致する。
2.対策:図書館機能のPR、図書館利用ガイダンス、授業と図書館サービスの連携をはかる。
1)図書館(資料、設備、サービス)の稼働率を高める。
・図書館を活用した授業への支援をおこなう。さらに、プレゼンテーション機能の拡充したホールを授業に活用する。
・展示を授業や教員の研究テーマとリンクさせて実施する。
・指定図書コーナーを新設する。
2)図書館のPRを効果的に行う。
・展示の解説、展示資料の画像をホームページに蓄積する。
・館内の掲示をすっきりさせ、伝えたいことを重点的に知らせるようにする。掲示板を購入する。
・ホームページで新しいサービスやお知らせを公開し、必要に応じてコピーで配布する。
3)授業と関連した図書館利用法のガイダンスを実施する。
・授業のひとコマで図書館の有効な使い方を学生に説明する。
・本とインターネットの両方を使った学習法のガイダンスを行う。
初級インターネット講習を今年度秋から実施。
非常勤講師室には集中的に図書館サービスの案内を配布する。
・初級インターネット講習で説明するような内容は全ての閲覧係員、図書館員が対応できるようにする。
4)館報「アゴラ」の図書館ホームページへの移行
・「新刊紹介」は、新図書館システムで代替
・「図書紹介」「読み物」「図書館年次報告」「図書館だより(開館日程、お知らせ)」は、
図書館ホームページに新設する「アゴラ:図書館だより」のコーナーに移転
・「図書館の利用案内」は、図書館ホームページ「利用案内」のコーナーに掲載
参考
・1990年4月・・・一般貸出3冊、2週間(2冊、1週間から機械化に伴う変更)
・1992年1月・・・絵本の一般貸出
・1993年4月・・・一般貸出4冊、教職員30冊(10冊から)
説明のポイント:
図書館の使い方を「インターネット講習」という利用者の目を引く名称で開催する。
図書館ホームページを起点に、パソコン操作の基礎を織り込みながら、以下を
60分で説明する。
閲覧係員として最低限知っておく必要のある事項を盛り込んで、館員研修もかねている。
・図書館OPACの使い方
・総合目録の使い方
・雑誌記事索引の使い方
・朝日新聞フルテキストDBの使い方
・サーチエンジンの使い方
・大学インターネットサービスの使い方
講習者向けのポイント:
OPACは基本操作を行い、何ができるのかを理解してもらう。
推奨する検索方法で説明する。
検索語の形、前方一致、論理演算の概要説明は最後にまとめて説明する。
雑誌記事索引は、検索結果から図書館で持っている雑誌論文を入手するまでを流す。
◆「中級インターネット講習」
・図書館OPACの使い方
・図書館の蔵書構成と分類の仕組み
・カード目録と遡及変換
・著作権(複写、貸与権、古書店など)について
・総合目録の使い方
・図書館間相互協力
・雑誌記事索引の使い方
・それぞれの主題の二次資料(医中誌、Medlineなど)
・朝日新聞フルテキストDBの使い方
・電子ジャーナル、CrossRef、学術情報流通
・サーチエンジンの使い方
・インターネットやサーチエンジンの仕組み
・大学インターネットサービスの使い方
・図書館の学習・研究支援機能
◆「上級インターネット講習」
・情報の加工、発信(レポート・論文作成、ホームページ作成)
・学術情報流通の全体像
・DBやネットワークの構築
◆初級インターネット講習のチェックポイント(受講生向け)
◇今後の講習をさらに効果的なものにするために、受講者の皆様にアンケートの回答をお願いします。
1.パソコンが家にありますか。 (1.はい 2.いいえ)
2.ご自分のものですか。 (1.はい 2.いいえ)
3.そのパソコンはインターネットに接続できますか。 (1.はい 2.いいえ)
4.個人でメールを使えますか。 (1.はい 2.いいえ)
5.所属をお教えください。
身分(1.学生 2.専攻生 3.院生 4.教職員 5.その他:
)
学科(1.日文 2.英文 3.文財 4.歯学 5.国文 6.保育 7.歯衛 8.その他:
)
学年(1.一年 2.二年 3.三年 4.四年 5.五年 6.六年 7.その他:
)
6.講習はいかがでしたか。 (1.大変良い 2.良い 3.普通 4.良くない 5.大変良くない)
7.配付資料はいかがでしたか。 (1.大変良い 2.良い 3.普通 4.良くない 5.大変良くない)
8.説明の仕方はどうでしたか。 (1.大変良い 2.良い 3.普通 4.良くない 5.大変良くない)
9.本日の講習の感想をお聞かせください。
10.今後希望する講習の内容をお聞かせください。
11.図書館についての要望をお聞かせください。
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初級インターネット講習 2001.11から
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図書館ホームページを起点に、パソコン操作の基礎を織り込みなが
ら、以下を 60分で説明する。(閲覧係員として最低限知っておく
必要のある事項を盛り込んで、館員研修もかねています)
・図書館OPACの使い方
・総合目録の使い方
・雑誌記事索引の使い方
・朝日新聞フルテキストDBの使い方
・サーチエンジンの使い方
・大学インターネットサービスの使い方
◇◇講習終了後のチェックポイント(受講生向け)
◇文字の入力
01. カナ漢字変換で漢字を入力してみよう。
02. カタカナに変換してみよう。
03.英数字に変換してみよう。
04. ローマ字カナ変換入力で文字を入力してみよう。
05. カナ入力で文字を入力してみよう。
06. 「ローマ字カナ変換入力」と「カナ入力」を切り替えてみよう。
07. 英数字を直接入力してみよう。
◇マウスの使い方
08. マウスの左クリックを使ってみよう。
09. 文字選択をしてみよう。
10. マウスの右クリックを使ってみよう。
11. コピー&ペーストを使ってみよう。
12. マウスのホイールボタンを使ってみよう。
◇ブラウザの使い方
13. 新しいブラウザでホームページを開いてみよう。
14. 何枚も開いたブラウザを切り替えてみよう。
15. ブラウザの文字を拡大・縮小してみよう。
16. ブラウザに表示しているホームページ内の文字を検索してみよう。
17. ホームページをフロッピーに保存してみよう。
◇サーチエンジン
18. 自分の興味のあるテーマのホームページを探してみよう。
19. 既知のホームページと関連するホームページを探してみよう。
20. サーチエンジンの種類は何と何か。
ディレクトリ型は、よい本の目次、帯情報、書名から検索する。
全文検索は本の全ての文字から検索する。
21. ディレクトリ型サーシエンジンの特徴とお薦めのホームページは何か。
あることについて書いているホームページを探すには、Yahoo!を使う。
ディレクトリをたどって探せす。
22. 全文検索型サーチエンジンの特徴とお薦めのホームページは何か。
あることについて少しでもふれているホームページを探すには、Googleを使う。
ページランクに優れていて、探しているページが上に表示される。
◇検索の仕組み
23. 検索語を入力する際に、その形に注意する点は何ですか。
24. 前方一致検索とは何ですか。
25. 論理演算(かけ合わせ検索)とはどういうものですか。
26. データベースを検索した場合、ログアウト(Logout)はなぜ必要なのですか。
◇図書、雑誌論文、DBの検索
27. 図書を検索するお薦めのホームページには何があるか。
28. 「鶴見大学図書館の蔵書検索」と「総合目録の検索(NACSIS Webcat)」の違いは何か。
鶴見大学図書館で持っている本と、全国の図書館で持っている本。
29. 蔵書検索とネット書店の違いは何か。
30. 雑誌論文を検索するホームページには何があるか。
31. インターネットで使えるデータベースには何があるか。
32. 「図書の検索」と「雑誌論文の検索」の違いは何か。
33. データベースとサーチエンジンの違いは何か。
34. データベースと図書や雑誌論文を検索するホームページの違いは何か。
35. 情報源として本とインターネットの差は何か。